【日本統治時代の1917年に建設された赤レンガの歴史的建造物の旧台中駅舎】
「宮原眼科」と「無為草堂」は、台中の地元の人が知る有名な観光地です。
また、多くの外国人観光客が訪れています。
台中で、一度は行ってみたい観光地2選を紹介したいと思います。
まず始めに、台中駅から徒歩10分ぐらいの距離にある宮原眼科を紹介します。
宮原眼科を少し離れた場所から撮った写真、レンガ作りのが壁が印象的な建物。
宮原眼科とは!
中国の最高国家行政機関国務院の任命で開業した日本人医師宮原武能の眼科。
戦後に宮原氏が日本へ帰国した後に、台中政府衛生局が台中衛生院として使用。
現在はスイーツやお土産を販売するショップやレストランとして営業されています。
宮原眼科の魅力
魅力は、古き時代に建てられた歴史ある建造物が、リノベーションによって姿を変え、テーマパークのような愉快な場所になったことではないでしょうか。
そして店内には、スイーツとお茶をメインに色とりどりのお土産が並んでいます。
宮原眼科の入口。
立派な入口の前で多くの人が写真を撮っています。
店内はこのようにテーマパークのようです。
中に入ると別世界、スタッフのみなさんの服装もクリスマスバージョンで活気があっていい。
以前来た時とは違い、今回は全てがクリスマスバージョン。
ここはチョコレート専門のコーナーで、色々な種類のチョコレートがあります。
3階から眺めるとこんな感じで、本棚のような建造物はダイナミック。
2階のレストランを利用すると、ここのエリアに入れます。
西洋風のレストランが2階に、味はお墨付き!
レストラン内は予想以上に広くて綺麗、テーブルとイスは西洋風でいい感じ。
ここでは中国料理の種類が豊富、味も美味しくていい。
但し、台湾で食べる中国料理はスパイスの臭いが独特で、苦手な人も多いようです。
特にヌードル系やローカル系の食べ物など。
日本語メニューもあるので安心、サービスもよくスタッフの対応もいい。
なかなかいいレストランでした。
まとめ
パイナップルケーキで有名な日出グループがリノベーションして復活させたそうです。
一言で言えば、スイーツをメインにしたお土産屋です。
パッケージのデザインがすごく個性があってお土産として買うなら超おススメです。
無為草堂とは!
本場のお茶とローカルなスイーツとランチが食べれる特別なレストランです。
イメージはレストランというよりは、京都のお茶屋とよく似ています。
台中に友人に教えて貰ってから、ここに訪れるのが今回で2回目になります。
お寺の門のような入口。
ここは交通量が多い場所にあるのですが、一歩中に入ると別世界が広がっています。
庭には小川があり、小さな魚が泳いでいます。
中国の建造物の入口がとても古風。
さすが建物は年代物ですが、その古さがとてもいい。
入口を入ると左側にこのようにお茶を飲むときのセットが展示されています。
会計を払うレジカウンター。
店内はテーブル席と畳席がありますが、前回と同じく畳席でくつろぐことにしました。
店内の畳席の様子。
このような個室の畳席が4つありますが、人気のあるお店なのでオープン時にこないと入れない場合があります。(朝は10時30~)
特に週末に行かれる方は、事前予約をされた方がいいと思います。
お茶のセット。
はじめにお茶のセットが運ばれてきます。
お茶の入れ方の作法もあり、初めて訪れると興味深いものがあります。
中国では、お茶を飲みながら友人や家族と会話を楽しむ伝統があります。
台湾の私の友人の話では、各家庭にこのセットを持っていて、お茶の作法(入れ方)も学んでいるようです。
ここでは、お店のスタッフがそのお茶の入れ方をして頂けます。
黒糖の蒸しパン、カボチャのおもちのようなスイーツを注文、どちらも美味しい。
和のスイーツの種類が多く、どれも日本人好みの味だと思います。
時代を感じる古い建造物がとてもいい。
この池には、数えきれないほどの美しい鯉が泳いでいます。
長い渡り廊下の先にも食事ができる部屋がいくつかあります。
店内、全ては紹介できないのですが、のんびりとお茶とスイーツを楽しむならここがおススメです。
訪れた人しか分からい、都会とは違う時間の流れが体験できます。
まとめ
金額は、お茶セット 、和のスイーツ2品で約1800円ぐらいでした。
台中の物価を考えると高いのかも、現地の人は殆ど行かないようです。
ここは特別な観光スポットですが、台中には他にもお茶屋さんがたくさんあります。
まずは、ここのお茶屋で台湾風の作法を体験してみてはいかがでしょうか。