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飛行機のマメ知識、知っておこう素朴な疑問‼︎

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飛行機に乗っていると、色々な疑問がでてきます。

そこで、私なりに気になるところを調べてみました。

最低知っておいた方がいい知識、6つを紹介させて頂きますので、興味があるところ読んで頂ければと思います。

 

①飛行機の窓はなぜ四角ではなく丸いのか?

窓際の席に座るといつも思うのですが、角が丸くて小さい。

大きな窓であれば、景色も見やすいのにと思ったことはないでしょうか。

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四角ではない理由!

窓を割れにくくするための工夫のようです。

四角い窓では、圧力や衝撃を受けたとき、角の部分に力が集中して亀裂がいきやすい。

丸い形なら、力が窓全体に分散されて割れにくい。

他にも。飛行機の窓には、割れないようにするための、特殊な構造が施されています。

窓は、3重構造になっていて、一番外側のパネルは、機内の気圧を支えて空気を外側に逃さない役目をしている。

2番目のパネルは、万が一、外側のパネルが破損してもその代わりになるようです。

一番内側のパネルは、2層のパネルを保護する役目をしているようです。

材質はガラスではなく、透明のアクリル樹脂で、これらはガラスよりも軽くて柔軟性があり、ヒビが入っても広がりにくいので、飛行機の窓には適しているとのことです。

②フライト中の機内は、なぜいつも乾燥しているのか?

渡航先に着くまで、快適に過ごしたいのは誰もが思うことですが、飛行機の中で気分が悪くなったりする方もいると思います。

その多くは気圧の変化と機内の乾燥による影響が大きく、喉の痛みや風邪をひく人も多いようです。

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 乾燥している理由!

機内の温度を一定に保つため設置されたエアコンが原因です。

飛行機は赤道直下を飛行したり、マイナス50℃の上空を飛んだりするが、機内は一定の温度に調整されている。

ようは機内の温度が一気に冷やされるので、空気中の水分が水滴となり、放っておくとエアコン内部の錆の原因になったり、機体や電子部品に悪い影響がでるようです。

それを防ぐために、水分除去装置によって、エアコン内の 水分をあらかじめ取り除いて機内に送り込むために乾燥する。

乾燥を防ぐためには!

食事以外は機内でマスクをすると、乾燥防止になります。

特に機内で夜を過ごす場合、睡眠をとるので必ずマスク着用することをオススメします。

 また、マメに水分補給することも重要です。

③ボーイング787は従来の問題を解消した飛行機!

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この飛行機は、血栓症発症を防ぐために、より地上に近い気圧環境や湿度を保つことを可能にしている。

実際ボーイング787は、よく乗る飛行機なので違いについては実感しています。

乾燥を感じる事もあまりなく、飛行機の離着陸時の耳の詰まりがなく快適に過ごせます。

 

④飛行機の中でアルコールを飲むと、地上の1,5倍酔う?

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国際線に乗ると機内でワインやビール、酒などが無料で飲める。

特にビジネスクラスを利用すると、お酒の種類が多く、そのサービスを楽しみにしている人もいるかと思います。

しかし、飲み過ぎは禁物です。

機内の気圧は地上よりも低くなっているため、脳に対するアルコールの効果を増大させます。

そのため、地上よりずっと酔いが早く回ってしまうようです。

少ししか飲んでいないのに、なぜか悪酔いしたという経験のある人もいると思います。

機内では地上の1,5倍の量を飲んでいると思ってセーブした方がいいようで、無料だからと飲み過ぎる人は注意が必要です。 

私もその様な経験があるので注意しています。

旅行前のありがちな習慣を気をつけた方がいい!

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前日まで旅行の準備に追われて睡眠不足、当日は忙しく食事せずに家を出るパターン。

こんなときには、気分が悪くなったり貧血を起こしやすい。

空港で、飛行機に乗る前に軽い食事を取ることをオススメいたします。

また機内で飲み過ぎると、脱水症状を起こしやすく、エコノミークラス症候群を発症する可能性があるので要注意です。

中には、飛行機が苦手な人が恐怖心を紛らわすために、すぐにアルコールを飲むとかえって逆効果で、必要以上にアドレナリンの分泌を促して、恐怖心が高まります。

アルコールを飲むときは、気分のいいリラックスした状態がいいようです。

 

⑤離着陸のとき、なぜ耳が痛くなるのか?

飛行機が離着陸するとき、耳が詰まったような感じになったり、痛くなることがあります。

列車でトンネルを通るときや高いビルにエレベーターで登る時きにも、同じような経験があると思います。

これは、気圧の変化によって鼓膜がへこんだりするために起こる症状だそうです。

鼓膜の内側には、中耳腔という小さな部屋があり、耳管によって喉頭につながっている。

耳管が解放すると、外部の気圧と中耳腔の気圧が一定に保たれる。

ところが、離着陸のような急激な気圧の変化があると、耳管が閉じたままになってしまう。  

そのような事が起きた場合!

唾を飲み込んだりあくびをするといい。

またそれ以外に、ガムを噛んだり、水を一気にゴクンと飲むなどが効果的で、耳管に空気がとおりやすくなります。

耳管が一時的に開放されるので、空気が中耳腔に送られ、鼓膜の外と内が同じ気圧となり、へこんでいる鼓膜を正常に戻すことができる。

喉頭に炎症をおこしているとき

耳管周辺の粘膜が腫れて、耳管が詰まった状態になる。

こうなると、あくびぐらいでは、鼓膜が正常に戻らなくなる。 

 これは航空性中耳炎といって、重症になると激しい耳の痛みや耳鳴りがしたり鼓膜が破れたりする。 

鼻や喉頭に炎症を起こす最大の原因

風邪や花粉症などのアレルギー性鼻炎だそうです。

また、私の経験では、寝不足や体調が悪い時には、そのような耳の痛みや詰まりがひどいように思います。 

旅行前には、体調管理をしっかりとした方がその様なトラブルは軽減されます。

⑥エコノミー症候群、なぜビジネスクラスで起こる?

ロングフライト血栓症、聞きなれない言葉ですが、エコノミー症候群と同じです。

長い時間、足を動かさず座り続けると起こる症状で、まれに死に至ることもあるようです。

当初は座席スペースが狭い、エコノミークラスの乗客に多く起きたようです。

それで、「エコノミー症候群」と呼ばれていました。

しかし今では、ビジネス、ファーストクラスでも座席スペース関係なく起こることが分かり、「ロングフライト血栓症」と呼ばれています。

ロングフライト血栓症が起きる原因!

同じ姿勢で座り続けるため、ひざ裏の静脈の血液が流れにくくなり、血の塊ができてしまうためだと言われています。

この状態で、席を立つと血の塊が心臓や肺に移動して、呼吸困難などを引き起こす原因になると医学的に確認されています。

なお、この病気の症状は忘れた頃にやってくる場合があります。

フライトから数日たって倒れたりする人もいるので気をつけたい。

目安はフライト後1週間まで。

その間に足のむくみなどを感じたら、すぐに病院に行くののがおススメです。

予防策として必要なこと!

機内ではゆったりとした服を着ることと、搭乗前に軽めの食事をする。

こまめの水分補給と手足を動かすなど適度に運動するといい。

また、トイレにこまめに行くことで体を動かす。

時間的な目安は、日本から6時間以上のフライトのときに要注意。

最後に!

今回は飛行機で起こる6つの疑問について、紹介させて頂きました。

どうでしょう、皆様の旅のお役にたてる内容だったでしょうか。

もし今後の旅が楽しくなるキッカケになれば幸いです。